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協会だより

ドミニカ共和国コンスタンサ市へ消防車が引き渡されました

12月9日、松戸市消防局から現地の消防署員へ消防車の使い方を説明するため派遣されたお二人の消防士の研修の成果のお披露目を兼ねて、ドミニカ共和国コンスタンサ市で寄贈消防車の引き渡し式が行われました。

式にはプロジェクトに「草の根・人間の安全保障無償資金協力」によって資金を供与した在ドミニカ共和国日本大使館の高木昌弘特命全権大使、受け取り側であるコンスタンサ市のフアン・アグスティン・ルナ・ロラ市長、ガブリエラ・アブレウ評議員、ダーリン・ティブルシオ計画開発プログラム部長、アレハンドロ・デ・ヘスス・クルス・エステベス消防署長(大佐)、コンスタンサ市の位置するラ・ベガ県のルイサ・アルタグラシア・ヒメネス・カブレハ知事、ラモン・ロヘリオ・ジェナオ上院議員、大統領管理評議会のリック・ワディ・ブレア州監督官、松戸梨プロジェクトで派遣されている出沼大輔専門家、カトリック教会のヘリベルト・サンチェス教区司祭、コンスタンサ市日系人会の面々ら多くの人が集い、高性能な消防車の到着を喜び合いました。また、本プロジェクトの契機になった松戸市の本郷谷健次市長からは動画メッセージが寄せられました。

式冒頭ではコンスタンサ市消防隊が研修成果のデモンストレーション※を披露。実際のオペレーションを想定した迅速な放水活動を見た参加者から短期間で技術を習得した消防隊へ大きな拍手が送られていました。

※デモンストレーションの様子はDC Media Serviceにより動画投稿サイトYouTubeに掲載されていますので、是非ご参考下さい。

https://youtu.be/Kw8AXZENl5E

歴史あるコンスタンサ市消防隊は士気が高く、日本とは異なる環境ながら、日本と同様に消防を専門の職業としている消防士が日夜活躍していました。日本の自治体から善意で無償譲渡のうえ寄贈されたこの車両が末永く、最大限有効活用されること切に願います。また私たちのコンスタンサ滞在中、暖かく受け入れて下さった消防隊、そしてプロジェクトの貴重なご縁をいただいた在ドミニカ共和国日本大使館、また千葉県松戸市やドミニカ共和国コンスタンサ市に心よりお礼を申し上げます。

(海外援助事業主査 森田千博)

引き渡し式冒頭で披露されたデモンストレーションの様子
来賓一同。左から7番目、在ドミニカ共和国日本大使館の高木昌弘特命全権大使、その隣にコンスタンサ市のフアン・アグスティン・ルナ・ロラ市長
消防士、日本大使館、コンスタンサ市、ドミニカ共和国の関係者一同が勢揃いしました。

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