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インド・ムンバイ体験記

2025年2月中旬から3月末迄の日本領事館での改修工事管理ということで派遣されました。場所はインドのムンバイ、昔から首都デリーよりも商工業が栄えている場所です。
出国前は、場所が中東に近いので、これまでの経験からアフリカへ行くような感覚でいたので、食生活を心配していましたが、実際に着いてみて教えてもらってビックリ。
ZOMATOやBlinkitなどのUberEatsの様な配達業が多く、滞在期間中は帰国前の半日野市内視察以外はホテルに籠もっていましたが、食べ物飲み物から生活用品まで全て部屋の入り口で受け取るだけのネット生活ができました。
インドだから毎日カレーということもなく、ピザ、パスタ、日本食などだけでなく、ケーキ、フルーツジュース、アイスなどのデザート専門の店までありました。
味はそれ相応、値段はインドの中でもムンバイは物価高ということで、アジアの国ということを考えても全体的に値段は少し高めだったようですが、配達料等々一律ではなく、定価に近い金額で買えるお店もあったので、日本との比較で考えればかなりお手頃なのかもしれません。
野菜果物は予想通りの露天商があり、スーパーへ行かずとも良い物が安く買えます。
私の今回の通勤ルートは大きな渋滞はなかったものの、帰りは行きの二倍の時間がかかるのが通常でした。高速道路からは有名な海上に浮かぶイスラム教のモスクが眺められたり (写-1)、街中のアスファルト舗装の道路では牛を見かけました (写-2)。アフリカの街中でも動物を見ることは滅多にないので初日はなぜか興奮してしまいました。内陸のデリーと違い海沿いのムンバイですが、市内のスモッグは深刻なものでした (写-3)。
現地での作業の方は自分にとって初めての経験だったので、現地に着いてみたら日本での事前の打ち合わせ内容と現地での状況が必ずしも同じものでなかったりと、着任当初は戸惑うところがありましたが、屋上防水外壁塗装が進行中だったので施工管理に加え、各所チェック及び担当官との打合せと、最初の2週間は予想以上に忙しく感じる日々でした。

 

 

 

 

 

 

(写-1) ハッジアリーモスク

 

 

 

 

 

 

(写-2) 路上の牛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写-3) 市中のスモッグ

 

 

 


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