ミャンマーは東南アジア最後のフロンティアと言われ、特に近年観光だけでなく多くの企業関係者からも注目が高まる国の一つですが、首都ヤンゴンから南東およ25㌔にあるティラワ経済特区は、日本・ミャンマー両国で開発を進めるＡＳＥＡＮ最先端の工業団地です。
日本外交協会は昨年秋頃から同区を管轄するＭＪＴＤ（ミャンマー・日本共同事業体）より要請をうけ、消防機能整備支援のため日本の自治体・企業から無償譲渡を受けた消防車４台を寄贈、配備に際し車両供出元のうち関西エアポート（株）より職員２名を派遣いただき、約１５名の参加者に対し５日間の導入研修を行っています。
現場は雨季で湿度が高く、屋外指導は決して簡単ではありませんが、消防においては迅速かつ適切なオペレーションが絶対条件です。指導員・参加者とも気合い十分に取り組んでいます。