続・アルジェ散歩 | 日本外交協会

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続・アルジェ散歩

世界遺産のカスバはもともと16Cオスマントルコ帝国の太守の城塞のことですが、いまは斜面に張り付いたように海岸線まで伸びた旧市街一帯をよんでいます。ここを見学するには丘の上にある警察署にいってガイドをお願いする必要があります。私が行ったときは警官が出払っているということでOBの私設ガイドを紹介されました。

丘の上に残る城壁の一部
丘の上に残る城壁の一部

 

丘の頂上には太守の館があり博物館となっているようでしたが修復中ということで内部の見学はできませんでした。この高台には他にも住民たちが今でも使用しているモスクがあり男性、女性用と入り口が別で別れていました。その場所でガイドからカスバの歴史的なことがら等ひととおり説明を受けた後で、町中や家の中を見学しながら坂道を降りていきます。見学した家は狭い玄関をくぐると光の差し込む中庭があり、それを囲むように3~4階建ての廊下と部屋が配置されておりそれが典型的な住宅のスタイルのようでした。

カスバ内の坂道途中いくつもの横道がつながっている
途中いくつもの横道がつながっているカスバ内の坂道

建物自体はかなり老朽化していて、しかも接して建っているので一軒を取り壊すとまわりも壊さなければならないなど保存維持は大変だと思われます。薄暗い路地から急に開けた場所がありましたが、そこは老朽化した建物を壊して広場になっているところでした。
物の運搬は今でもロバにたよっているようでした。実際に暮らしている人は車で丘の上にある駐車場まで行き、そこから坂をおりて自分の家に行くようでした。坂道は少し下るごとに横道でつながっており、また下に行くほど坂道の数は枝別れして増えてゆくので迷路になっています。

建物が壊された跡は空き地のまま住民のたまり場、子供の遊び場となっている
建物が壊された跡は空き地のまま住民のたまり場、子供の遊び場となっている

 

 

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