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協会だより

ケニアで廃棄物管理支援事業を視察

2016年度ケニア共和国キアンブ県へ寄贈した塵芥収集車3台及びダンプ車に関連して、JICA(独立行政法人国際協力機構)草の根技術協力事業として、6月23日から28日の間実施された「廃棄物管理分野に関する人材育成及び改善プロジェクト」を視察しました。

これは福岡市のNPO廃棄物管理アドバイザーネットワーク(SWAN-Fukuoka)が国際連合人間居住計画(国連ハビタット、福岡本部アジア太平洋担当)らと協力して昨年から実施している研修です。

事業は松藤理事長(現福岡大学名誉教授)をプロジェクトリーダーに、運用面指導を福重孝之・ふくおか環境財団業務部長、メンテナンス面指導を(株)環境戦略研究所・井上 求氏(工学博士)が務めました。

3回にわたる研修の中で肝となったのが、廃棄物の収集・運搬業務改善(効率化)を目的としたTMS(Time and Motion Study)調査を現地の担当者らと実施したことです。27日早朝から行ったTMSでは、実際に県内12地区の担当職員達が路上へ出て、収集ポイントを素早く回っていくパッカー車を時には走って追いかけながら、作業時間、排出方法、件数、ルートなどを協力して記録しました。ごみを仕分けしリサイクルして生活するウェイスト・ピッカー達は、売れる廃棄物を取り出すのが間に合わないと嘆き、油圧の力で簡単にごみを積載できる日本の収集車を一目見ようと街角には人だかりができ、効率的な収集が行われるようになってほしいという市民からの期待や協力的な反応が寄せられました。

いつもより早い朝の収集を実施する作業員と調査する職員達(黄色のベスト)。
いつもより早い朝の収集を実施する作業員と調査する職員達(黄色のベスト)。

 

キアンブ県が保有する既存の収集車両(サイドローダー)。ゴミ箱を荷台まで持ち上げたうえ人力で押し込む必要がある。
キアンブ県が保有する既存の収集車両(サイドローダー)。ゴミ箱を荷台まで持ち上げたうえ人力で押し込む必要がある。

 

最終処分場にもウェイスト・ピッカーがおり、こちらは子供も多く見られた。
最終処分場にもウェイスト・ピッカーがおり、こちらは子供も多く見られた。

日本国民の善意で寄贈された車両が、ケニアの地で末永く貢献することを心から願います。

海外援助事業 主査 森田千博

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公益財団法人JKAの平成28年度補助事業
として「開発途上国における防災技術分野の
人材育成と国際交流の推進」
を実施しました。